構文
構文は以下の通りです。
Mid(文字列, 開始位置, 文字数)
解説
Mid関数は、指定された位置から指定された長さの部分文字列を取り出し、結果として返します。
●文字列:対象となる文字列を指定します。
●開始位置:取り出す部分文字列の開始位置を指定します。1から始まる文字列内の位置です。
●文字数:取り出す部分文字列の長さを指定します。
使い方
例えば、セルA1に「Hello, World!」という文字列が格納されている場合、次のようにMid関数を使用して部分文字列を取得できます。
Dim str As String
Dim result As String
str = Range("A1").Value
result = Mid(str, 8, 5)
MsgBox result
Dim result As String
str = Range("A1").Value
result = Mid(str, 8, 5)
MsgBox result
上記のコードでは、セルA1の文字列の8文字目から5文字分の部分文字列を取り出しています。この場合、結果として「World」という文字列が返されます。
プログラミング例
以下に、Mid関数を使用した具体的なプログラミング例を示します。
Sub ExtractSubstring()
Dim str As String
Dim result As String
str = "ExcelVBA"
result = Mid(str, 2, 4)
MsgBox result
End Sub
Dim str As String
Dim result As String
str = "ExcelVBA"
result = Mid(str, 2, 4)
MsgBox result
End Sub
上記のコードでは、文字列「ExcelVBA」の2文字目から4文字分の部分文字列を取り出しています。この場合、結果として「xcel」という文字列が表示されます。
このように、Mid関数を使用することで、任意の文字列から必要な部分を取り出すことができます。
まとめ
Mid関数は、文字列の一部を取り出すために使用されます。指定された位置から指定された長さの部分文字列を取得します。是非活用してください。