教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】Mid関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Mid(文字列, 開始位置, 文字数)

解説

Mid関数は、指定された位置から指定された長さの部分文字列を取り出し、結果として返します。

引数 指定 内容
文字列 必須 対象となる文字列を指定します。
開始位置 必須 取り出す部分文字列の開始位置を指定します。1から始まる文字列内の位置です。
文字数 必須 取り出す部分文字列の長さを指定します。

使用例

Mid("ABCDEF", 3, 2)

使い方

具体的な使い方を紹介します。

例えば、セルA1に「Hello, World!」という文字列が格納されている場合、次のようにMid関数を使用して部分文字列を取得できます。

Dim str As String
Dim result As String
str = Range("A1").Value
result = Mid(str, 8, 5)
MsgBox result

上記のコードでは、セルA1の文字列の8文字目から5文字分の部分文字列を取り出しています。この場合、結果として「World」という文字列が返されます。

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub ExtractSubstring()
    Dim str As String
    Dim result As String
    str = "ExcelVBA"
    result = Mid(str, 2, 4)
    MsgBox result
End Sub

上記のコードでは、文字列「ExcelVBA」の2文字目から4文字分の部分文字列を取り出しています。この場合、結果として「xcel」という文字列が表示されます。このように、Mid関数を使用することで、任意の文字列から必要な部分を取り出すことができます。

まとめ

Mid関数は、文字列の一部を取り出すために使用されます。指定された位置から指定された長さの部分文字列を取得します。是非活用してください。