構文
構文は以下の通りです。
解説
この命令を実行すると、現在のExcelアプリケーションが終了し、すべてのブックやウィンドウが閉じられます。非常に便利な命令であり、プログラムの最後に使用することが一般的です。
使い方
Application.Quitの使い方を見ていきましょう。主に以下の2つの方法で利用されます。
1.ボタンやメニューからの終了操作
ユーザーがボタンをクリックしたり、メニューから終了を選択したときに、Application.Quitを実行してExcelを終了させることができます。これにより、手動でExcelを閉じる必要がなくなります。
2.プログラムの最後にApplication.Quitを追加
VBAで作成したプログラムが終了するタイミングで、Application.Quitを使用してExcelを終了させることができます。これにより、プログラムの最後で自動的にExcelを閉じることができます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を見てみましょう。
例1: ボタンからの終了操作
ボタンをクリックすると、Application.Quitが実行されてExcelが終了します。
Application.Quit
End Sub
例2: プログラムの最後にApplication.Quitを追加
VBAで作成したプログラムが終了する際に、Application.Quitを使用してExcelを終了させます。
' プログラムの処理内容を記述する
・・・・・・・・・・・・・・・・・
' プログラムの最後でExcelを終了させる
Application.Quit
End Sub
まとめ
ExcelVBAのApplication.Quitは、Excelアプリケーションを終了させるための重要な命令です。ボタンやメニューからの終了操作やプログラムの最後にApplication.Quitを追加することで、Excelをスムーズに終了させることができます。是非、これらの使い方を活用して、効率的なExcelVBAプログラミングを行ってみてください。