教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA ブック操作】Excelウィンドウの表示サイズを設定(WindowState)するにはどうすればいいの?教えて!

f:id:m_kbou:20200418124816p:plain

Excelで表などを作成した場合、ユーザーに見やすくするためExcelウィンドウの表示サイズを変更したいケースがあります。この場合はWindowStateプロパティを使用してウィンドウサイズを変更します。Excelウィンドウの表示サイズは、最大化・最小化・通常のいずれかに設定することができます。このウィンドウサイズの設定方法について紹介します。

 

 

構文

記述方法は以下の通りとなります。

Application.WindowState =[表示サイズ]

[説明]:

Excelウィンドウを表示サイズを変更するには「Application.WindowState」を使用します。[表示サイズ]にはウィンドウの表示サイズである最大表示(xlMaximized)・最小表示(xlMinimized)・通常表示(xlNormal)のいずれかを指定します。内容を纏めると、「このブックのウィンドウサイズを[表示サイズ]で指定した大きさに変更して下さい。」との意味になります。 

 

使い方

使い方について具体的に説明します。

ウィンドウの最大表示(xlMaximized)

xlMaximizedの使い方について説明します。

[プログラム例]:

Sub サンプル()
  Application.WindowState = xlMaximized
  MsgBox "最大化表示しました。"
End Sub

内容は、「このブックのウィンドウサイズを最大表示し、最後にMsgBoxで”最大化表示しました。”のメッセージを表示して下さい。」との意味になります。

f:id:m_kbou:20210212084022p:plain

※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。

[実行例]:

①<実行>ボタンには上記のプログラミング例のプログラムが登録されています。この状態では画面は通常サイズで表示されています。<実行>ボタンをクリックします。(※ボタンの作り方やボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。)

f:id:m_kbou:20210311091303p:plain

②結果は以下の様になります。画面が最大表示され、MsgBoxで「最大表示しました。」が表示されます。

f:id:m_kbou:20210311091321p:plain

[サンプル]:

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

drive.google.com

ウィンドウの最大表示(xlMaximized)の使い方についての説明は以上です。

 

ウィンドウの最小表示(xlMinimized)

xlMinimizedの使い方について説明します。

[プログラム例]:

Sub サンプル()
  Application.WindowState = xlMinimized
  MsgBox "最小化表示しました。"
End Sub

内容は、「このブックのウィンドウサイズを最小表示し、最後にMsgBoxで”最小化表示しました。”のメッセージを表示して下さい。」との意味になります。

f:id:m_kbou:20210207093648p:plain

※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。

[実行例]:

①<実行>ボタンには上記のプログラミング例のプログラムが登録されています。この状態では画面は通常サイズで表示されています。<実行>ボタンをクリックします。(※ボタンの作り方やボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。)

f:id:m_kbou:20210311093607p:plain

②結果は以下の様になります。画面が最小表示され、MsgBoxで「最小表示しました。」が表示されます。(※Excelが最小化され、アイコン化してタスクバーに収納されます。)

f:id:m_kbou:20210311093623p:plain

[サンプル]:

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

drive.google.com

ウィンドウの最小表示(xlMinimized)の使い方についての説明は以上です。

 

ウィンドウの通常表示(xlNormal)

xlNormalの使い方について説明します。

[プログラム例]:

Sub サンプル()
  Application.WindowState = xlNormal
  MsgBox "通常表示しました。"
End Sub

内容は、「このブックのウィンドウサイズを通常表示し、最後にMsgBoxで”通常表示しました。”のメッセージを表示して下さい。」との意味になります。

f:id:m_kbou:20210207093709p:plain

※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。

[実行例]:

①<実行>ボタンには上記のプログラミング例のプログラムが登録されています。この状態では画面は最大表示されています。<実行>ボタンをクリックします。(※ボタンの作り方やボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。)

f:id:m_kbou:20210311103829p:plain

②結果は以下の様になります。画面が通常サイズで表示され、MsgBoxで「通常表示しました。」が表示されます。

f:id:m_kbou:20210311104239p:plain

[サンプル]:

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

drive.google.com

ウィンドウの通常表示(xlNormal)の使い方についての説明は以上です。

 

おわりに

今回はExcelウィンドウの表示サイズについて説明しました。上記の使い方の通り、表示のサイズには3つの指定方法(最大表示・最小表示・通常表示)があります。類似の指定方法にExcelウィンドウサイズの全画面表示Excelブックの表示サイズ指定方法があります。こちらとの違いも理解してもらい、状況により有効に使い分けて下さい。