ExcelでVBAやマクロを含んだファイルを開こうとすると、以下のメッセージが表示される事があります。これはExcel側から「VBAやマクロを含んだファイルを開こうとしていますが、使えるようにしてもいいですか?」という問いかけになります。毎回聞いてもらう設定にもできますし、聞かずに強制的に有効化してしまう設定にもできます。
[パターン1]
[パターン2]
なぜこの様な確認メッセージが表示されるのか?ですが、マクロやVBAを含むファイルを開く場合、Excelファイルを開くと同時に自動で処理を開始させる方法が指定できるからです。状況により、自動で開始させたくないケースもあれば、メッセージが毎回表示されるのが面倒なので自動で開始させたいケースもあり、使用者により目的が各々違うからと言う理由になります。また、世の中にはExcelマクロ・VBAで作成されたウィルスも多数存在しているため、ファイルを開くと同時に処理が自動開始されると、ウィルスに感染するケースも想定されると言う意味もあります。色々なケースが想定できるため、どちらを設定するのか?については、使用者が理解して指定してもらえれば良いかと思います。今回はマクロを有効化する設定手順について説明しますので、参考にして頂ければと思います。
設定方法
(1)Excelを起動します。
(2)メニューにある「ファイル」タブをクリックします。
(3)メニューにある「オプション」をクリックします。
(4)Excelのオプション画面が開くので、メニューにある「セキュリティセンター」をクリックします。
(5)画面右の『セキュリティセンターの設定』ボタンをクリックします。
(6)メニューにある「マクロの設定」をクリックします。
(7)マクロの設定の中にある「すべてのマクロを有効にする」にチェックし、『OK』ボタンをクリックします。
(8)最後に『OK』ボタンをクリックします。
ExcelVBAマクロの有効化についての説明は以上です。